- Published on
大吉祥寺.pm 2025の感想
いってきました〜
印象に残った部分と感想をメモします

オープニング
- 午前10時スタート!19時までの長丁場ですが、すでに会場ほぼ満席
- テーマ「2025年の今、みんなに聞いてほしいこと」
- ランチマッチング企画、大吉祥寺ご縁カードなど交流の企画いっぱい
- 句会
- 鍋とワインというお店のお食事券をもらえるらしい
- 吉祥寺.pmのはProjectManagerじゃなくてPerl Mongerの略
- イベントのサイトが見やすくていいですね。forteeっていうサービス? -
- 鍋とワインというお店のお食事券をもらえるらしい
2025年になってもまだMySQLが好き by yoku0825
- MySQLのDBAをやっていた方のお話
- DBAと開発者でロールが別れている場合、MySQL側でしか気付けないものはある
- アプリケーション監視の進化(ログ集約とか)は進んだけどDB側はそこまででもない
- MySQLとMariaDBのバージョン遷移をたどりながら歴史や分岐点を解説
- (感想)畑が違いすぎて新鮮だった
- (感想)実は自分は特定のサービス、言語、技術が好きっていうのがないんですよね昔から。いつかできるのかなー。もちろん、こういう熱量のある人の話をきくのは好きです。
【実演版】カンファレンス登壇者・スタッフにこそ知ってほしいマイクの使い方 by Arthur
- よくあるマイク(単一指向性声)では、出る方向を意識してマイクを持つ。地面と平行に持つ感じ。
- スタンドの場合は高さをきちんと調節する
- マイクチェックではマイクを叩かないで。雑音でるし機器が壊れることがある。
- (感想)カラオケでもつかえるなこれ
提案レベルを上げてみたら、私の『提案』が『進捗』になっていた件 by なってぃ
- 提案しても仕事がうまく進まないのは、提案レベルが低いからだった
- 提案レベルが低いと、相手に判断や行動設計をゆだねることになる。つまり、相手に言語化コストを払わせてる
- 言語化コストとは、相手が判断するための情報をまとめる労力のこと
- 進む提案1:テキストで構造化して伝える
- (感想)長文になって読んでもらえなかったことあるので、コンパクトにするのも大事
- 進む提案2:選ばせる
- 進む提案3:区切りをつけよ。期限やゴールを添える。
- (感想)これ意識しだすと、やってない人にモヤッとするようになるんだよな。チームでルールにして共通認識にするのも大事だと思う
今!ソフトウェアエンジニアがハードウェアに手を出すには by macopy
- AIによって設計コストも減ったけど、設計自体が好きだったひと=Howが好きな人もいる。
- ハードウェア(このセッションでは電子工作と定義)にはAIに頼れない領域がまだたくさんある
- 最近ドンピシャの本がでた
- CADや3Dプリンターの普及でハードウェアに挑戦するハードルは下がってきた
- ソフトウェアは燃えないけどハードウェアは燃える
- (感想)こっわ
- マトリクスLEDパネル
- (感想)駅の時刻表が写ってるあれ。最寄り駅の時刻表を家で表示したかったので名前を覚えておこう
- (感想)去年買ってクローゼットで眠ってるRaspberry Piをひさびさに触りたくなった
機能追加とリーダー業務との類似性 by Rinchoku
- 好きな俳人:秋元不死男
- 中小企業において、メンバー(エンジニア)からリーダーになった方へのメッセージ
- なぜリーダーになれたのかは、上長から信頼を得てあなたならやれると思われたから
- 機能追加はおおざっぱには、プロダクトの既存機能に手を加えてユーザーに価値を提供する
- リーダー業務はおおざっぱにはチームや環境に手を加えてものごとをよりよくすること
- 対象は違うけどやることは似ている。
- やることの大枠は同じだから、リーダー業務を抽象化することでエンジニア業務のノウハウが活かせるかも
- (感想)メンバー、リーダー問わず、リーダー経験者が多いほど働きやすい・強いチームだったな。
- 最近Xで流れてきたこの記事にも通じるものがある
- 最近Xで流れてきたこの記事にも通じるものがある
- 未知と思ったものに自分の成功パターンにもっていく
- (感想)成功パターン整理しておかないとできない動きだな
- リーダーの説明責任と実行責任を認識する。流れのまま仕事をしているとリーダーの役職を持ったエンジニアになってしまう。
ChatGPT、Gemini、Claude は、なぜ似たようなUIを採用しているのか
- 各AIサービスで使わているUIは、一般にConversational UIと呼ばれるもの
- AIサービスは新しい概念なので、ユーザーに馴染みのあるUIを採用したと思われる
- 各社よりよいユーザー体験を追い求めた結果(パクリじゃなく)、このUIにたどり着いたと考えている
- いまのUIは少なくとも受け入れられている
小さな開発会社を作った理由 (再) by polidog
- 父の会社が37年続いたので、それを超えることを目指した。
- 仲間(ファン)を増やす
- 製品を作ってお金を稼ぐ
- 自社サ開発中
- 受託開発が大好き。言われたものを作ると言われればそれまでだが、お客様の作りたいものを形にするという捉えからもできて、そこが楽しい。
- (感想)自分は受託開発の経験が長いので、こういうふうに語れる人はかっこいいなと思った。あとこれは質疑応答ででた発言でした、質問者さんって偉大ですね。
- (感想)自分もものを作ってそれでご飯を食べたい人だから共感できた。こういうイベントへのスポンサードもファンを増やす手段としていいですね。
コミュニティはいつまでも続くわけではない - PostgreSQLコミュニティの危機 by 曽根 壮大
- (感想)Xでみたことあるひとだ
- あたりまえだけど、お店もコミュニティも行かないとなくなっちゃうかもしれない
- 吉祥寺.pmのpmはPostgreMySQLの略(大嘘)
- SWEとしてのキャリアの初期に社内SEからインフラエンジニアになったあたりでPostgreコミュニティに出会った
- コミュニティはいろんなきっかけで簡単に消滅する
- 運営メンバーのライフステージが変わった
- 金銭的、物理的に維持が難しくなった
- 運営者のモチベーションに変化があった
- 運営者が転勤等で遠方に移住した
- (感想)Postgreコミュニティの紹介多めで愛というか熱量が伝わってきた。自分にもこういう熱が持てるもの見つかるといいな。
地方でエンジニアコミュニティを成功させる秘訣:”身内ノリ”を避け、”熱狂”を生み出すための挑戦 by こうの
- 伝えたいことは、地方コミュニティの作り方と気をつけるべきこと
- 東葛.devというコミュニティを主催している。コンセプトはエンジニアの井戸端会議。
- 開催する立場で気をつけること
- プラスとマイナスのモチベーションを把握して対処する
- 参加しやすさの担保
- 何を想って運営しているかをアウトプット
- conpassに歓迎コメント書く
- Cosenseというサービスでいろいろのこす
- 継続性の担保
- 会話を増やして継続させる
- (感想)エンジニア以外のコミュニティにも通じそう
- コミュニティの立ち上げ方
- 自分から動く
- 自己開示する
- 呼びかける
- 運
- 俳句スライドには解説パート、総評パートあり
エンジニア採用を引き継いだあなたへ 〜EMが採用に向き合うとき、まず知っておきたいこと〜 by 長江佳亮
- 好きな音楽はフュージョン
- 推し歌人:千種創一
- EM志望で入社後に人事的な事情で採用も担当することになった
- 採用はEMの仕事
- EMは組織を作る仕事だと考え、
- 銀の弾丸はない
- EMはカジュアル面談にコミットすべし
- 対面で話す最初のタイミングで会社の第一印象を決めるから
- 営業に近い位置付けで話す。こういう話をするとこう思うだろうという仮説をもって臨む
- エンジニアの面談が望ましい
- 一次選考への転換率に責任を持った。一般的には40%のところ65%が進んでくれた。
- この数値を100%にするのが本質じゃないと想っていて、会社や開発組織のよさをしっかり伝え、候補者のことをちゃんと知ろうとすることが大事だと考える。
- その他、コミュニケーションパスを整理する、改善プロセスを回すも意識。
- (感想)プロドラマーやアルバイトの経験も現職に活きている。無駄な経験はない。というお話が素敵でした。共感しますし、今やっていることを意味のあるようにしていこうとも思います。
普及のすゝめ by しょっさん
- SREをはじめ、いろいろ普及する活動をしている
- 普及する理由はおもしろいからだけじゃなくていろいろある
- 興味のある方の背中も押したい
- 自由に遊べる場があるのは楽しい
- ナレーションを声優さんにやってもらったり
- 告知:SRE会議2026年開催予定
2025 年のコーディングエージェントの現在地とエンジニアの仕事の変化について by azukiazusa
- コーディングエージェントの登場により、エンジニアの仕事は「コードを書く」から「タスクを管理する」にシフトしていく
- AIエージェントはFBを受けて自己内省するためテストやLintの整備が不可欠
- コードレビューがボトルネックにならないようにするために、レビュー自動化(Lint, 自動テスト, AIレビュー)、PR分割を活用するべし
- 批判的試行
- 時代の転換点を楽しむ
大「個人開発サービス」時代に僕たちはどう生きるか by sotarok
- AIの登場で個人開発時代がくる
- 技術領域が広く比較なっていて現代のIT開発は高コストになった
- AIのおかげでコスト自体も減らせるし、他に時間をさけるようになった
- 個人開発しようぜ
- 似たようなものでも、少しでも違うなら作ればいい。コスト安いし。
定義のない仕事ーー2025年の今CTOになった私から伝えたい[CTOになった人/CTOを目指す人/CTOを迎え入れる人]たちに必要なナレッジ by nrs
- プログラマーからCTOにロールチェンジ(間にマネージャー挟んだりしてない)
- VUCA(予測困難な時代や状況)な今、コレまで通りの仕事の仕方が通用しないかも
- そんな時代では定義のない仕事が訪れるかも
- CTOのしごとは組織のフェーズ、規模、課題などによって千差万別
- リーダーシップとマネジメントは別
- (感想)感覚でわかるけど言語化できないからあとでまとめよ
- CTOになったら
- 得意なことをインスタントにやる
- ひとつでもわかりやすいことをやれると安定する
- 見の姿勢を辞める
- ぶつかりあったほうがいい。こともある。
- 対話する
- オフィスアワーを設置して1on1いれてもらう
- イベントストーミング
- (感想)初めて聞いた言葉。しらべる
- 営業、カスタマーサクセスなど開発以外メンバーとも話す
- スケジュールの整理
- 参加しなくていいものを相談しながら決める
- 細切れ時間ではなにもかんがえられないから、中長期のことを考えるまとまった時間が必要
- 得意不得意の可視化
- 現場で協働
- コードを書く=活力
- (感想)これすごいなぁ。多分自分にとってはコード書くじゃないけど、何等か見つけ値
- コードを書く=活力
- CEOの願いを叶える
- 単純に貢献できることの喜び
- バイブコーディングでスキマ時間にプロンプト入力してMVP開発!
- ビジネススクールに通う
- バリューを発揮する
- 得意なことをインスタントにやる
- やらなくてよかったこと
- 手当たり次第に1on1を企画
- CTOがやるっぽいことを率先してやる
- 課題が来たから解決しなくちゃは握手
- 早くやればよかった
- 定例を並べて週何時間ミーティングしてるかは可視化
- エンジニア戦略の文書化
- 必要なナレッジ
- CTOになった人
- すべてを抱え込まない
- 得手不得手を可視化して育成できるか知る
- CTOを目指す人
- CTOを定義する
- リーダーシップ;変化に対処する力
- マネジメント:複雑な状況に対応する力
- CTOを迎え入れる人
- 期待値を可視化する
- 本人のバリューを発揮できる場を
- CTOになった人
- バイブコーディングでやってること
- 0→1を自分で書く
- リポジトリを解析させる
- 実装手順をマークダウンで示す
- 手順を読ませながら、都度手動でやりつつブラッシュアップ
5分でわかるYAPC::Japan
- YAPC = Perlカンファレンスの1つ
- 実はLTの起源はYAPC
- LTは早口で光の速さのように話すのが語源
- (感想)そっか、内容絞ってゆっくりしゃべればいいじゃんと思ってたけど違うんだね
- おまけ:領収書発行を自動化する技術
- GoogleのAPIを駆使してGoogleFormと連携してなんとかする
- (感想)詰め込みすぎて草
明日から役にたつLTをダメにする技術をあなたに by ナカミチ
- 強烈なキャラ付け
- 積極的に笑いを取りに行く
- 出落ちになる
- 本筋に関係ない自己紹介する
- こういうことしなくても興味をもってくれているはずだから
- 一般事例だけを紹介する
- 聞きたいのはあなたがどう思うか?だから
- 主題を絞らない
- 本当に大切なことが伝わらなくなるから
- 内輪ネタ
- そういうことしなくても話を聞いてもらえる。はず。
カオスエンジニアリングを5分でわかった気になろう by 工藤ユミ
- カオスエンジニアリングとは品質マネジメントの一環。テストを補う品質マネジメント手法
- オライリーのカオスエンジニアリングの本ある
- (感想)スピーカーの方、自分が参加したここ何回かのきちぴー全部で登壇してるな
組織が大きく変わろうとするとき、自分はどうありたいかを考えている by うーたん
- 所属企業が買収されることになり、転職含めて色々検討した
- 人に相談することを通じて、情報は人から直接見聞きしたほうがいいというアドバイスを得る
- 大きな変化があるときは
- 不安を自覚して
- 人から見聞きした情報を得る
- (あとメモできず)
プロポーザル駆動学習:暗黙知を形式知へ変える実践的学習法 by Masaki ASANO
- プロポーザル書いた事ある人挙手→3,40人挙手
- (感想)思ったより多くてびっくり
- ネタは案外転がってる、自分を過小評価しなくていい
- 登壇怖いは採択されてから考えればよい
- プロポーザルは学習の機会
- 頭でわかってると思っててもわかってなかったり言語化して気付くことがある
2025年のPython環境はここまで簡単になりました! 環境構築ツールパビリオン クイックツアー by nikkie
- Python環境構築がすごく簡単になっていることを伝えたい
- uvをインストールしてuvxというコマンドを使えば一時的な仮想環境が作られ、そこでコマンドが実行される
- inline script metdataにより、Pythonスクリプトにコメントとして依存ライブラリをかけるようになった
- uv syncを使うだけでdocファイルをみて仮想環境が作られる
- 新規プロジェクトではuv init uv add で始められる
令和でもブログを自宅サーバで by うすゆき
- 結論:ブログを書こう
- ブログ執筆ってアウトプットよりインプットが本質では?
- 執筆という行為を通じて無自覚の自分からの情報を整理して自分にインプットしているとも解釈できるのでは?
- なぜブログか
- テキストは簡単で普遍
- 日記や会社のtimesは内向き
- なぜ自宅サーバーか
- やってる感がある
- (感想)だいじ
- ミニPCの普及で昔よりはハードル下がってる
なぜスクラムはこうなったのか?歴史が教えてくれたこと by Genki Sano
- スクラム実践者の目線での話。
- (感想)あんまりメモできず
キーノート:なぜテックイベントをやるか by Magnolia.k
- 前夜祭打ち上げで聞かれたことへのアンサーとして
- 52歳になり、いろいろな不安が・・・(技術キャッチアップ、健康、人間関係・・・)
- この仕事やいろんな活動は、コンピュータが楽しくてはじめたはず
- わかると楽しい:クライアントのシステム開発を通じて
- 成果が見えると楽しい:プロジェクトマネジメントを通じて
- プログラムは動くと楽しい:PerlのコアモジュールにPRを出し続けて
- 仲間がいると楽しい:吉祥寺.pmを通じて
- 不安を楽しいにかえていく
- (感想)頭ではわかっててもアクションまでやってそれを続けられるのはすごすぎ
クロージング
-
ベストトーク書:大「個人開発サービス」時代に僕たちはどう生きるか by sotarok
- 副賞は2026年のYAPCでなにか喋れる権利
-
ベストLT賞:組織が大きく変わろうとするとき、自分はどうありたいかを考えている by うーたん
-
副賞はすえなみさんからお肉?を進呈
- 句会優秀賞: -
あおごへいもち さん
-
-
@dak2 さん
-
-
-
参加者総数 約300人!
ひとこと
初登壇の方はみなさん話し慣れている印象でした。すごいやん〜