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読書記録:英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方 第二言語習得論の専門家が教える「英語の正しい学習法」
英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方 第二言語習得論の専門家が教える「英語の正しい学習法」を読みました。
TOEICの勉強ばっかりやってても一向に英語が話せるようにならなくて手に取った本です。
読書前に自分が知りたかったことと、それに関連する情報をメモします。
ABCEEDのAIスピーキングを毎日1時間ぐらいやればこの本で言う学習サイクルを回せるかも。
なぜ自分はスピーキングが一向に上手くならないのか?
- 科学的に研究された勉強の方法がある。
- 暗示的な学習を繰り返し、明示的な学習で学びをサポートする。
- 暗示的な学習:多読、多聴、会話
- 明示的な学習:単語帳、解説、ドリル、発音練習
勉強方法
目的・目標から逆算して勉強する。
- ステップ1:目的を明確にする(例:英語の会議で貢献する。)
- ステップ2:具体的な目標を設定する(例:CEFRのB1レベルになる)
- ステップ3:期限を決める
- ステップ4:現在の英語レベルを知る(例:DEFRのC1レベル)
- ステップ5:効果的な学習方法を考える
第二言語習得論に基づく学習サイクル
- 以下を25%ずつの割合で繰り返す
- インプット(読む・聞く)
- 英語を英語のまま理解する。自分のレベルに合ったものを選ぶ。
- Readingなら興味のある本・映画などを活用する。
- Listeningなら興味のある音声、会話形式の教材を活用する。
- 知識の勉強(暗記や解説による理解など)
- 単語帳、参考書
- 発音に特化した練習
- アウトプット(書く・話す)
- 日記、ジャーナリング
- 独り言、プレゼン練習、会話
- すらすらとレーニング(流暢さを高める練習)
- 速読
- シャドーイング
- インプット(読む・聞く)
- 頻度のバランスを意識する。
- 1ヶ月ずつ4つを回すのではなく、日々4つを回すことが重要。
- 以下を25%ずつの割合で繰り返す
音読
- 音読のやり方
- 口を大きく開けてネイティブスピーカーになり切って練習する。
- 感情をこめて話す。
- 1,2回音読したあとにもう1度音声を聞いて正しい発音をチェックする。
- シャドーイング
- 短いものから始める
- よくある間違い
- いきなるシャドーイングを始める 内容を誓いして一昨日身を紐づけながら繰り返すことが大切。
- シャドーイングができればすらすら英語を話せるようになる 科学的な裏付けはない。
- 完璧にやらないといけない 何を目的にシャドーイングするかによる。話すためのリズムを良くしたい場合は、そこに注目してマネすれば完璧じゃなくてもいい。
- シャドーイングがアウトプット インプットの一環です。
- 音読のやり方
モチベーションの保ち方
- モチベ維持の例
- 環境を用意する(海外旅行に行く、など)
- 学習の記録をとる
- 興味関心のあるものに触れる
用語メモ
- CEFR
英語の能力を測るテストの1つ。セファールと読む。 - YouGlish
あらゆる動画から同じフレーズが使われるシーンのみを見ることができるサイト - News in Levels
200文字程度の記事が毎日更新されている。
広告ブロッカーが有効だとサイトのレイアウトが崩れてしまうようです。 - ESL Lab
レベル別の会話リスニング教材。有料でした。 - TED Talks
自由にテーマを選べて字幕や翻訳を利用できる。